新NISAのつみたて投資枠で購入できる投資信託は200本以上あり、どれを選べばいいか迷う方も多いでしょう。この記事では、2026年最新のおすすめ銘柄10選を紹介し、初心者でもわかりやすい選び方のポイントを解説します。

つみたて投資枠の銘柄を選ぶ3つのポイント

1. 信託報酬(運用コスト)の低さ

信託報酬は、投資信託を保有している間ずっとかかる運用コストです。年率0.1%の差でも、20年・30年と積み立て続けると大きな差になります。つみたて投資枠の銘柄選びでは、信託報酬が年0.2%以下のファンドを中心に検討しましょう。近年はインデックスファンドを中心に信託報酬の引き下げ競争が進んでおり、年0.1%を切るファンドも増えています。

2. 投資対象(インデックス)の選択

つみたて投資枠で選べる主なインデックス(指数)には、全世界株式(オールカントリー)、米国株式(S&P500)、先進国株式、新興国株式などがあります。初心者には、1本で世界中の株式に分散投資できる「全世界株式型」が最もおすすめです。米国経済の成長に期待するなら「S&P500連動型」も良い選択肢です。

3. 純資産総額と資金流入トレンド

純資産総額が大きいファンドは、運用が安定しており繰上償還(運用が打ち切りになること)のリスクが低いです。純資産総額が100億円以上のファンドを目安に選びましょう。さらに、資金流入が継続しているかどうかも重要なポイントです。資金が流出傾向にあるファンドは避けた方が無難です。

つみたて投資枠おすすめ銘柄10選

【全世界株式】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

おすすめ度:★★★★★|初心者に最もおすすめの1本

通称「オルカン」。MSCI ACWIに連動し、先進国23カ国・新興国24カ国の約3,000銘柄に分散投資できます。信託報酬は年0.05775%と業界最安水準。この1本で世界経済全体の成長を享受できるため、「迷ったらオルカン」と言われるほど定番のファンドです。純資産総額は4兆円を超え、日本の投資信託でトップクラスの規模を誇ります。

項目内容
信託報酬年0.05775%
連動指数MSCI ACWI
純資産総額約4.5兆円
投資対象全世界株式(先進国+新興国)

【米国株式】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

おすすめ度:★★★★★|米国成長に投資したい方向け

米国を代表する500社で構成されるS&P500指数に連動するファンドです。Apple、Microsoft、Amazon、NVIDIAなど世界的な大企業に投資できます。過去の実績では全世界株式を上回るリターンを記録しており、米国経済の強さに期待する投資家に人気。純資産総額はオルカンと並んで国内最大級です。

項目内容
信託報酬年0.09372%
連動指数S&P500
純資産総額約5兆円
投資対象米国大型株500銘柄

【全世界株式】楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド

おすすめ度:★★★★☆

楽天証券が提供する全世界株式インデックスファンドです。信託報酬は年0.0561%とeMAXIS Slimをわずかに下回る最安水準。楽天証券のユーザーにとっては、楽天ポイントでの積立購入やポイント還元の面でメリットがあります。後発ながら純資産総額は急速に増加しています。

【米国株式】楽天・S&P500インデックス・ファンド

おすすめ度:★★★★☆

楽天証券のS&P500連動ファンドです。信託報酬は年0.077%でeMAXIS Slimより低コスト。楽天証券をメイン口座にしている方にとっては、ポイント投資と組み合わせて効率的な積立が可能です。

【先進国株式】eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

おすすめ度:★★★★☆

日本を除く先進国22カ国の株式に投資するファンドです。新興国を含まないため、オルカンよりもリスクをやや抑えたい方に向いています。信託報酬は年0.09889%と低水準。先進国の安定した経済成長に期待する方におすすめです。

【バランス型】eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

おすすめ度:★★★★☆|リスクを抑えたい方向け

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産に均等配分するバランス型ファンドです。株式だけでなく債券やREITにも分散されるため、値動きがマイルド。株式100%は不安という方や、50代以降でリスクを抑えたい方に最適です。

【新興国株式】eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

おすすめ度:★★★☆☆|サテライト投資向け

中国、インド、ブラジルなど新興国の株式に投資するファンドです。高い成長ポテンシャルがある一方、値動きも大きいため、ポートフォリオの10〜20%程度をサテライトとして組み入れるのがおすすめです。信託報酬は年0.1518%。

【米国株式】SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

おすすめ度:★★★★☆

SBI証券が提供するS&P500連動ファンドで、バンガード社のVOOに投資する仕組み。信託報酬は年0.0938%と低水準です。SBI証券ユーザーにとっては投信マイレージでポイント還元も受けられるメリットがあります。

【全世界株式】SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

おすすめ度:★★★★☆

バンガード社のVTに投資する全世界株式ファンドです。FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動し、大型株だけでなく中小型株も含む約8,000銘柄に分散投資。信託報酬は年0.1338%です。

【国内株式】eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

おすすめ度:★★★☆☆|日本経済への投資

TOPIX(東証株価指数)に連動する国内株式ファンドです。日本企業約2,000社に分散投資できます。信託報酬は年0.143%。全世界株式型の中にも日本株は含まれていますが、日本経済の成長に追加で投資したい方のサテライト用途として活用できます。

初心者向け!つみたて投資枠のおすすめ組み合わせ

シンプル派:オルカン1本

迷ったら「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の1本だけでOK。世界中に分散投資されているため、これだけで十分な分散効果が得られます。管理もシンプルで、初心者に最もおすすめの組み合わせです。毎月の積立額を決めたら、あとは放置するだけで世界経済の成長を享受できます。

米国重視派:S&P500 7割 + オルカン 3割

米国経済の成長に強気な方は、S&P500連動ファンドをメインに、オルカンでサブ的に全世界に分散する組み合わせがおすすめです。米国株の比率を高めつつ、米国以外の地域もカバーできるバランスの良い構成です。

安定志向:オルカン 6割 + バランス型 4割

リスクを抑えたい方は、株式100%のオルカンにバランス型(8資産均等)を組み合わせることで、債券やREITの安定効果を加えられます。大きな下落局面でもダメージを軽減できる、守りのポートフォリオです。

まとめ:コツコツ長期投資で資産形成を

新NISAのつみたて投資枠は、年間120万円まで非課税で投資できる素晴らしい制度です。銘柄選びで最も重要なのは低コスト幅広い分散。難しく考えず、まずはeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)かS&P500のどちらか1本から始めてみましょう。投資で成功する秘訣は「市場に長くいること」です。短期的な値動きに一喜一憂せず、毎月コツコツと積み立てを継続することが、将来の大きな資産形成につながります。

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